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カーボンフットプリントに関するISO規格(ISO14067)の動向について

 カーボンフットプリント(CFP)の国際標準化機関における議論は、イギリスが2008年からPAS2050に基づきプロジェクトを開始したこと、また、他国においても制度の検討が開始されたことを受けるなど、国際標準化に関するニーズが高まった結果として具体的な検討が開始されることとなりました。
 2008年1月のISO/TC207/SC7 メキシコ・シティ会合で、CFP制度の国際標準化を議論するワーキンググループ(WG)が設置され、同年6月のボゴタ会合で、我が国とイギリス、ドイツ、アメリカ等が共同でCFP制度の国際標準化作業開始の提案(NWIP:New Work Item Proposal)を行いました。その後、加盟国による投票が行われ、同年11月にNWIPが承認、CFP制度に関する国際規格であるISO14067の開発が開始されることになりました。
 以下の表に示すようなスケジュールでこれまで議論が重ねられてまいりました。現時点(平成23年3月現在)では、平成23年1月のイタリア・トリエステ会合の結果を踏まえ、Comittee Draft 2として算定とコミュニケーションパートを統合した「統合版CD2」の作成が、ISO事務局を中心に行われているところです。


<国際標準化に向けたスケジュール> ※2011年(平成23年)3月現在

国際標準化に向けたスケジュール
※CD、DIS、FDISの回付予定時間は、「ISO/IEC Directives, Part1」に記された作業スケジュールの目安に基づき、CFP制度試行事業事務局が想定したものです。これらの時期は、TC207/SC7/WG2の議論の進捗により決定されるため、今後変更される可能性がございます。

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