2012年3月30日
報道関係者各位

日本の新カーボンフットプリントプログラム 2012年4月2日 いよいよスタート!!

1.趣旨
  • 3年間にわたる国におけるカーボンフットプリント制度試行事業の終了にあたり、2012年度以降は、社団法人産業環境管理協会(JEMAI)がその成果を引継ぎ、新たに「カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム」(新CFPプログラム:-CO2の見える化とその削減努力の推進-」)として継続運営してまいります。
  • 本プログラムは、当面、カーボンフットプリントの国際規格であるISO14067(製品のカーボンフットプリント-算定及びコミュニケーションにかかる要求手法及び指針-)の発行までは、暫定運用とするものの、国の試行事業を通じて蓄積された信頼性・透明性に基づく世界でも評価の高いプログラムとして運用を開始します。
  • すでに、試行事業からの継続参加を希望する事業者をはじめ、プログラムの内容を見極めたうえで参加を決めようとする事業者や業界団体からも多数、新しいプログラムに関する問い合わせがきており、年度をまたいで継続的に運用することで、事業者のCO2削減の意欲を持続できるよう推進してまいります。
  • また、新たなプログラムが始動する4月~6月末の期間は、国からJEMAIへのプログラムの移行期間と位置づけ、4月2日に公開するプログラム運用文書の内容をはじめ、その運用方法については様々なステークホルダーの皆様からの意見を伺いつつ、段階的にその骨格作りを進めてまいります。
2.新CFPプログラムの概要と特徴
  • 新CFPプログラムの基本スキームは、別添1のとおり
  • CFPマークは、国の試行事業で用いたマークを継承します。
  • CFPマークは、新CFPプログラム参加マーク(ロゴマーク)としてのブランド力を持たせ、CFP宣言(数値表示(算定結果)、追加情報、詳細情報の公開)の内容と併せて利用することで、認知度の向上とともに、情報提供者と読み手との“コミュニケーション”を促進させてまいります。
  • CFP-PCR(※)策定の合理化と認定作業のスピードアップを図ります。
    ・分野別ガイドの整備により策定作業が効率的になる。
    ・策定主体の多様化(ワーキング方式と個社方式の併用)
    ・認定申請から認定まで最短で15日間の運用を目指す。
    ※ CFP-PCRとは?
    carbon footprint of a product-product category rulesの略。製品種別に関するCFP算定及びコミュニケーションのためのルール
  • CFP検証方法の多様化と検証作業のスピードアップを図ります。
    ・個別検証方式に加え、7月からはシステム認証審査方式を導入
    ・個別検証方式では、検証申請から認定までに要する日数を10日間程度とすることを目標とする。
  • 2次データ使用に関する運用見直しを行い、幅広い事業者の参加を促します。
    ・公開する基本データ(従来は、「共通原単位」)の使用は、絶対的なものではなく、算定事業者の判断により利用できる。
    ・その他利用希望がある2次データについても、一定の基準による判断のもと、使用を認めます。
3.運営体制
新CFPプログラムの運営にあたっては、運営に関する諸課題に対して大所高所から助言をいただく産学官民からなるアドバイザリーボード(委員長:石谷久東京大学名誉教授)をはじめ、CFP検証、原単位検証等を行うレビューパネルを設置し、信頼性、透明性の確保とともに適正に運営していくこととしております。(詳細は、別添2の資料を参照)
4.当面の主なスケジュール
<スキーム運営関係>
4月2日 経済産業省からCFP試行事業の成果の引継ぎ
4月2日 JEMAIによる新CFPプログラム運用開始のため、経済産業省から継承するCFP/WEBサイト( http://www.cfp-japan.jp/)にCFP運用に必要な基本文書等を公開し、新CFPプログラム始動。
これにより、旧スキームで準備がすすめられていたCFP検証案件の受付業務を開始
5月7日 新CFPプログラムに基づくCFP検証案件の受付開始
7月2日 新CFPプログラムに基づくPCR認定の受付開始
システム認証審査方式の本格導入
5.広報普及のためのスケジュール
全国5箇所にて、「新CFPプログランム全国普及セミナー」を4月下旬から5月下旬にかけて経済産業省のご協力のもと開催予定。(詳細は、別添3の資料)
6.事業者支援のための研修会、相談会の開催日程
新CFPプログラムの運用開始にあたり、事業者向けに、CFP算定からCFP検証申請書の書き方までをサポートする「CFP算定研修会」、「CFP算定個別相談会」を定期的に開催し、初めての方にとっても安心して参加できるサポート事業を展開します。(詳細は、別紙4の資料)
7.今後の展開内容
  • CFPプログラムの今後5ヵ年程度の展開方向について示す「中期5ヵ年計画」をアドバイザリーボードの助言のもと策定し、継続的、安定的な運用を目指します。
  • 欧州を中心とした「環境フットプリント制度」等、多様な環境影響領域に対応した「環境情報開示プログラム」への進化を睨みつつ、既存プログラムである「エコリーフ事業」との一体的運営に向けた検討を開始します。
  • グリーン購入、カーボンオフセット等他制度との連携促進を目指します。
  • 海外の情報開示プログラム等の運営主体との情報交換や交流を推進し、グローバル社会で通用するプログラム運営を目指します。
以上
本件に関する問い合わせ先については、以下のとおりです。

本件に関するお問い合わせ先

社団法人産業環境管理協会 LCA事業推進センター
壁谷(かべや)E-Mail:kabeya@jemai.or.jp
石塚E-Mail:ishizuka@jemai.or.jp
TEL:03-5209-7712

関連資料

・新CFPプログラムニュースリリース
・別添1 新CFPプログラム運用スキーム図
・別添2 新CFPプログラム運営体制
・別添3 全国普及セミナーチラシ
・別添4 新CFPプログラム研修会、個別相談のご案内

イベント情報

メールマガジン

このページのトップへ